キミスイの名言集
あの名作キミスイ こと「君の膵臓をたべたい」の名言を集めてみた。
「君の膵臓をたべたい」とは、
小説家 住野よるのデビュー作。
小説投稿サイトから小説化され、実写映画化そしてアニメ映画化もされた、大ヒット作品です。
あらすじ
主人公である「僕」は病院で偶然「共病文庫」というタイトルの本を拾う。それは「僕」のクラスメイトである山内桜良がつづっていた秘密の日記帳で、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが書かれていた。「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、家族以外で唯一桜良の病気を知る人物となった。
「桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合っていくうちに、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、お互いに自分には欠けている部分にそれぞれ憧れを持つようになり、次第に心を通わせて成長していく。そして「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。桜良は、恋人や友達を必要としない「僕」が、初めて関わり合いを持ちたい人に自分を選んでくれたことにより「初めて私自身として必要とされている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていった。
しかし、余命を全うすることなく、4週間の入院治療から解放されたその日に桜良は通り魔に刺されて亡くなってしまう。「僕」は桜良の通夜や葬儀に出席せず、数日後に桜良の家を訪れる。
引用 Wikipedia ウィキペディアの執筆者,2021,「君の膵臓をたべたい」『ウィキペディア日本語版』,(2021年8月20日取得)
小説 君の膵臓をたべたい 名言集
では、場面ごとに見ていきましょう。(長い所もあるので、部分的に端折ったり少し変えたりしています。)
図書室にて
「残り少ない命を、図書室の片づけなんかに使っていいの?」
「いいに決まってんじゃん」
「初恋の人に会いに行くとか、やりたいことがあるんじゃないの?」
「仲良しくんにも、死ぬまでにやりたいことはあるでしょ?」
「うん」
「でも、それをやってないじゃん。私も君も、もしかしたら明日死ぬかもしれないのにさ。」
「一日の価値は全部一緒なんだから、何をしたかの差なんかで私の今日の価値は変わらない。私は今日、楽しかったよ」
雨にうたれて
僕といるよりは、彼のように君の本気で想っている人といた方がいい。
そういうと、僕は彼女に叱られた。
「違うよ。偶然なんかじゃない。私達は、皆、自分でここに来たの。君と私がクラスが一緒だったのも、あの日病院にいたのも、偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今までしてきた選択と、私が今までしてきた選択が、私達を会わせたの。私達は、自分の意志で出会ったんだよ」
病室にて
「君にとって、生きるっていうのは、どういうこと?」
「生きるってのはね」
「きっと誰かと心を通わせること。そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ」
「誰かを認める、誰かを好きになる、誰かを嫌いになる、誰かと一緒に居て楽しい、誰かと一緒にいたら鬱陶しい、誰かと手を繋ぐ、誰かとハグをする、誰かとすれ違う。それが生きる。誰かと一緒に居て楽しいのに誰かと一緒に居て鬱陶しいと思う私、そういう人と私の関係が、ほかの人じゃない、私が生きているってことだと思う。」
個別の名言1
「人間は相手が自分にとって何者か分からないから、友情も恋愛も面白いんだよ」
個別の名言2
「桜は散ってから、実はその三か月くらい後には次の花の芽をつけるんだよ。だけど、その芽は一度眠るの。暖かくなるのを待って、それから一気に咲く。つまり、桜は咲くべき時を待っているんだよ。」
最後に
どうでしたか?
私達は、当たり前の様にいつもの明日が来ると思い、日々過ごしています。だけど、その当たり前が、如何に有り難い事かとこの物語を見ると感じます。
日々流れる時の流れに身を任せるのではなく、意志を持って毎日を、そして一瞬を生きていきましょう。
また、君の膵臓をたべたいの時から数年後を舞台にした短編小説「父と追憶の誰かに」という住野よるさんによる書下ろし作品が劇場版君の膵臓をたべたいの上映時に配布されたみたいですが、noteにて住野よるさん本人が各作品で書き下ろした作品の短編集を出したいとおっしゃっていたので、そちらの方も楽しみにしたいですね。
その際のnoteです↓
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