坂口安吾ってどんな人?
坂口 安吾(さかぐち あんご、1906年〈明治39年〉10月20日 – 1955年〈昭和30年〉2月17日)は、日本の小説家、評論家、随筆家。本名は坂口 炳五(さかぐち へいご)。昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学を代表する作家の一人である。新潟県新潟市出身。東洋大学印度哲学倫理学科卒業。アテネ・フランセでフランス語習得。純文学のみならず、歴史小説や推理小説も執筆し、文芸や時代風俗から古代歴史まで広範に材を採る随筆など、多彩な活動をした。
引用 ウィキペディアの執筆者,2020,「坂口安吾」『ウィキペディア日本語版』,(2020年12月2日取得)
詳しくはWikipedia
坂口安吾の心に響く言葉
悲しみ、苦しみは
人生の花だ。
<坂口安吾の名言・格言>
悪意はなくとも、無智ということ自体が罪だ。
悪意がないだけ、救いがない。
<坂口安吾の名言・格言>
歴史というお手本などは生きるためにはオソマツなお手本にすぎないもので、自分の心にきいてみるのが何よりのお手本なのである。
<坂口安吾の名言・格言>
恋なしに、人生は成りたたぬ。所詮人生がバカげたものなのだから、恋愛がバカげていても、恋愛のひけめになるところもない。
<坂口安吾の名言・格言>
人生はつくるものだ、必然の姿などというものはない。
<坂口安吾の名言・格言>
ほんとの幸福というものは、この世にないかも知れないが、多少の幸福はきっとある。
<坂口安吾の名言・格言>
生と死を論ずる宗教だの哲学などに、正義も、真理もありはせぬ。あれは、オモチャだ。
<坂口安吾の名言・格言>
男女の関係に平和はない。人間関係には平和は少ない。平和をもとめるなら孤独をもとめるに限る。
<坂口安吾の名言・格言>
人間の尊さは自分を苦しめるところにあるのさ。満足はだれでも好むよ。けだものでもね。
<坂口安吾の名言・格言>
いのちを人にささげる者を詩人という。唄う必要はないのである。
<坂口安吾の名言・格言>
すぐれた魂ほど、大きく悩む。
<坂口安吾の名言・格言>
人生の疲労は年齢には関係がない。
<坂口安吾の名言・格言>
技術は理窟では習得しがたく、又律しがたいものである。
<坂口安吾の名言・格言>
寺があって、後に、坊主があるのではなく、坊主があって、寺があるのだ。寺が無くとも、良寛は存在する。若し、我々に仏教が必要ならば、それは坊主が必要なので、寺が必要なのではないのである。京都や奈良の古い寺がみんな焼けても、日本の伝統じゃ微動もしない。
<坂口安吾の名言・格言>
人間は生きることが、全部である。死ねば、なくなる。
<坂口安吾の名言・格言>
政治が民衆を扱うとすれば文学は人間を扱う。
<坂口安吾の名言・格言>
運命に従順な人間の姿は奇妙に美しいものである。
<坂口安吾の名言・格言>
私は、闘う、という言葉が許されてよい場合は、ただ一つしかないと信じている。それは、自由の確立、の場合である。
<坂口安吾の名言・格言>
あらゆる自由が許された時に、人ははじめて自らの限定とその不自由さに気づくであろう。
<坂口安吾の名言・格言>
夫婦は愛し合うと共に憎しみ合うのが当然である。かかる憎しみを恐れてはならぬ。正しく憎み合うがよく、鋭く対立するがよい。
<坂口安吾の名言・格言>
私は弱者よりも強者を選ぶ。積極的な生き方を選ぶ。
<坂口安吾の名言・格言>
古いもの、退屈なものは、滅びるか、生まれ変わるのが当然だ。
<坂口安吾の名言・格言>
苦しめ、そして、苦しむのだ。それが人間の当然の生活なのだから。
<坂口安吾の名言・格言>
恋愛というものは常に一時の幻影で、必ず亡び、さめるものだ、ということを知っている大人の心は不幸なものだ。
<坂口安吾の名言・格言>
人間の心は苦難に対して鋼鉄の如くでは有り得ない。人間は可憐であり、脆弱であり、それ故愚かなものであるが、堕ちぬくためには弱すぎる。
<坂口安吾の名言・格言>
人はなんでも平和を愛せばいいと思うなら大間違い、平和、平静、平安、私は然し、そんなものは好きではない。不安、苦しみ、悲しみ、そういうものの方が私は好きだ。
<坂口安吾の名言・格言>
人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない。
<坂口安吾の名言・格言>
罪というものは、本人が悔恨に苦しむことによって、すでに救われている。
<坂口安吾の名言・格言>
私は悪人です、と言うのは、私は善人です、と言うことよりもずるい。
<坂口安吾の名言・格言>
子供の自発的なブレーキに理解がなく、徒にシツケの厳格を誇るのは手前勝手で、子供が反逆して事を起すに至っても、自分がお手伝いしていたことには気付かず、親の義務をつくしたことを確信しているのが多いらしい。
<坂口安吾の名言・格言>
粋とか通とかいわれることが、すでに大衆の中に生きていないことのハッキリした刻印なのだ。
<坂口安吾の名言・格言>
絶望は、愚か者の結論である。
<坂口安吾の名言・格言>
青春ほど死の翳を負い、死と背中合せな時期はない。
<坂口安吾の名言・格言>
孤独は、人のふるさとだ。恋愛は、人生の花であります。いかに退屈であろうとも、この外に花はない。
<坂口安吾の名言・格言>
伝統とは何か?国民性とは何か?日本人には必然の性格があって、どうしても和服を発明し、それを着なければならないような決定的な要因があるのだろうか。
<坂口安吾の名言・格言>
人は正しく堕ちる道を、堕ちきることが必要なのだ。堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない。
<坂口安吾の名言・格言>
時間というものを、無限と見ては、いけないのである。そんな大げさな、子供の夢みたいなことを、本気に考えてはいけない。時間というものは、生まれてから、死ぬまでの間です。
<坂口安吾の名言・格言>
自分がこうだから、あなたもこうしろという思いあがった善良さは、まことに救いがない。善人の罪というものは、やりきれないものだ。
<坂口安吾の名言・格言>
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