心に響く言葉 瀬戸内寂聴の名言・格言

名言・格言

瀬戸内寂聴ってどんな人?

 

瀬戸内 寂聴(せとうち じゃくちょう、1922年大正11年)5月15日 – )は、日本の小説家天台宗尼僧。俗名晴美京都府在住。

僧位権大僧正[1]1997年文化功労者2006年文化勲章[2]学歴は徳島県立高等女学校(現:徳島県立城東高等学校)、東京女子大学国語専攻部卒業。学位文学士(東京女子大学)。元天台寺住職、現名誉住職。比叡山延暦寺禅光坊住職。元敦賀短期大学学長徳島市名誉市民京都市名誉市民。代表作には『夏の終り』や『花に問え』『場所』など多数。1988年以降には『源氏物語』に関連する著作が多い。これまで新潮同人雑誌賞を皮切りに、女流文学賞谷崎潤一郎賞野間文芸賞などを受賞している。

引用 ウィキペディアの執筆者,2019,「瀬戸内寂聴」『ウィキペディア日本語版』,(2019年8月27日取得,).

瀬戸内寂聴(詳しくWikipedia)

瀬戸内寂聴の心に響く言葉


 

学校の成績なんて
気にすることはありません。
何か好きなことが一つあって、
それを一生懸命できるということが
人生の一番の喜びなんです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

子どもと目線を同じにして
対等に話をしてください。
大人は皆、上から物を言い過ぎます。
そして、世の中は生きる価値があると
感じてもらえるように、
大人が努力しましょう。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

いろんな経験をしてきたからこそ、
あなたの今があるのです。
すべてに感謝しましょう。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

愛する者の死と真向きになったとき、
人は初めてその人への愛の深さに気づきます。
「私の命と取り替えてください」と祈る時の、
その純粋な愛の高まりこそ、
この世で最も尊いものでしょう。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

相手が今何を求めているか、
何に苦しんでいるかを
想像することが思いやりです。
その思いやりが愛なのです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人の話を聞く耳を持つことは大事です。
もし身の上相談を受けたら、
一生懸命聞いてあげればいいのです。
答えはいりません。
ただ聞いてあげればいいのです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

恋を得たことのない人は不幸である。
それにもまして、
恋を失ったことのない人は
もっと不幸である。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

男女の間では、
憎しみは愛の裏返しです。
嫉妬もまた愛のバロメーターです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

「念ずれば花開く」
という言葉があります。
私は何かをするとき、
必ずこれは成功するという、
いいイメージを思い描くようにしています。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

健康の秘訣は、
言いたいことがあったら
口に出して言うことです。
そうすると
心のわだかまりがなくなります。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

無為にだらしない生き方をするより
真剣に生きるほうが、
たとえ短命でも値打ちがあります。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

理解できないと投げ出す前に、
理解しようと相手と同じレベルに立って
感じることを心がけましょう。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

お返しを期待しない、
感謝の言葉も求めない。
それが本当の奉仕です。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人間は、元々そんなに賢くありません。
勉強して修行して、
やっとまともになるのです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

生かされているのですから
素直に有り難いと思いましょう。
生きている値打があるから
生かされているのですもの。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人間はいつも無いものねだりなのです。
そして心はいつも満たされない思いで、
ぎしぎし音を立てています。
欲望はほどほどに抑えましょう。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

心の風通しを良くしておきましょう。
誰にも悩みを聞いてもらえず
うつむいていると病気になります。
信頼できる人に相談して、
心をすっとさせましょう。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

美しいもの、けなげなもの、
可愛いもの、
または真に強い勇ましいものに感動して、
思わず感情がこみあげて、
涙があふれるというのは
若さの証しです。
ものに感動しないのが
年をとったということでしょう。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

どんな悲しみや苦しみも
必ず歳月が癒してくれます。
そのことを京都では
『日にち薬(ひにちぐすり)』と呼びます。
時間こそが心の傷の妙薬なのです。
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別れの辛さに
馴れることは決してありません。
幾度繰り返しても、
別れは辛く苦しいものです。
それでも、私たちは
死ぬまで人を愛さずにはいられません。
それが人間なのです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

お子さんに
「何のために生きるの?」と聞かれたら、
「誰かを幸せにするために生きるのよ」
と答えてあげてください。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

生きるということは、
死ぬ日まで自分の可能性をあきらめず、
与えられた才能や日々の仕事に
努力しつづけることです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

一日一日を大切に過ごしてください。
そして、
「今日はいい事がある。いい事がやってくる」
「今日はやりたい事が最後までできるんだ」
この事を思って生活してみてください。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

男女の恋の決算書は
あくまでフィフティ・フィフティ。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人間は万能の神でも
仏でもないのですから、
人を完全に理解することもできないし、
良かれと思ったことで
人を傷つけることもあります。
そういう繰り返しの中で、
人は何かに許されて生きているのです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

幸福になるためには、
人から愛されるのが、
いちばんの近道です。
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あなたは苦しんだ分だけ、
愛の深い人に育っているのですよ。
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人間は善悪両方を持っています。
それを、自分の勉強や修行によって、
善悪の判断をし、
悪の誘惑に負けずに善行を積んでいくことが
人間の道なのです。
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とにかく人のことが
気になって気になってしょうがない、
これが物事にとらわれている心です。
そういう心を無くさない限り、
心は安らかになりません。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人間は生まれた時から一人で生まれ、
死ぬ時も一人で死んでゆきます。
孤独は人間の本性なのです。
だからこそ、
人は他の人を求め、愛し、
肌であたため合いたいのです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

心を込めて看病してきた人を亡くし、
もっと何かしてあげればよかったと
悲しみ悔んでも、
亡くなった方は喜びません。
メソメソしているあなたを見て
ハラハラしていることでしょう。
早く元気を取り戻してください。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

私は物心ついた時から職人の娘でした。
盆暮れしか休みが無いのが当然でしたから、
人間は働くものだと思って育ちました。
これは無言のしつけだったのでしょう。
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戦争はすべて悪だと、
たとえ殺されても言い続けます。
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おしゃれの女は、
掃除が下手と見て、
だいたいまちがいない。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人間に与えられた恩寵に
「忘却」がある。
これは同時に劫罰でもあるのですが。
たとえ恋人が死んでも、
七回忌を迎える頃には笑っているはず。
忘れなければ生きていけない。
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この世は変化するものだと思っていれば、
どんな事態に直面しても度胸が据わります。
孤独の問題も同じです。
お釈迦様は人間は一人で生まれてきて、
一人で死んでいくとおっしゃいました。
最初から人間は孤独だと思っていれば、
たとえひとちぼっちになったとしても、
うろたえることはありません。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人は所詮一人で生まれ、
一人で死んでいく孤独な存在です。
だからこそ、
自分がまず自分をいたわり、
愛し、かわいがってやらなければ、
自分自身が反抗します。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人は、不幸のときは一を十にも思い、
幸福のときは当たり前のようにそれに馴れて、
十を一のように思います。
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人間は生まれる場所や立場は違っても、
一様に土にかえるか海に消えます。
なんと平等なことでしょう。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

あなたはたった一つの
尊い命をもってこの世に生まれた、
大切な存在です。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人間として生まれると、
他の動物にはない誇りが
心に生じるのだと思います。
学校の成績より、
他者の苦しみを思いやれる
想像力のある人間こそ素晴らしいのです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

どんなに好きでも最後は別れるんです。
どちらかが先に死にます。
人に逢うということは
必ず別れるということです。
別れるために逢うんです。
だから逢った人が大切なのです。
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もし、人より素晴らしい世界を見よう、
そこにある宝にめぐり逢おうとするなら、
どうしたって危険な道、
恐い道を歩かねばなりません。
そういう道を求めて歩くのが、
才能に賭ける人の心構えなのです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

いくつになっても
おしゃれ心を失わないこと、
好奇心を失わないこと、
若い人と付き合うこと。
これが、若さを保つ秘訣です。
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夫婦の間でも、恋人の間でも、
親子の間でも、
常に心を真向きにして
正面から相手をじっと見つめていれば、
お互いの不満を口にする前に
相手の気持ちがわかるはずです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

愛に見返りはないんです。
初めからないと思ってかからないと駄目です。
本当の愛に打算はありません。
困ったときに損得を忘れ、
助け合えるのが愛なのです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

私たちの生きているこの世で
起きることにはすべて原因がある、
これが「因」です。
起こった結果が「果」です。
因果応報というように、
必ず結果は来るのです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

夜の熟睡を死んだように眠る
とたとえるのは、
適切な表現かもしれません。
人は夜、眠りの中に死んで、
朝目を覚ます時は
死から甦るのだと考えられるからです。
「日々これ新たなり」ですね。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人に憎しみを持たないようにすると、
必ず綺麗になりますよ。
やさしい心と奉仕の精神が
美しさと若さを保つ
何よりの化粧品なのです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

結局、人は孤独。
好きな人と同じベッドで寝ていても、
同じ夢を見ることはできないんですもの。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

大抵の人間は自分本位です。
特に女性は、
自分中心に地球が廻っていると思っていて、
思い通りにならない現実に
腹を立てて愚痴ばかり言うのです。
思い当たることはありませんか。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

あらゆる戦争は悪だと思っています。
戦争にいい戦争なんてありません。
私たち老人は、そのことを
語り継がなければなりません。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人生にはいろいろなことがあります。
しかし、悲しいことは忘れ、
辛いことはじっと耐え忍んでいきましょう。
それがこの四苦八苦の世を生きる
唯一の方法ではないかと思います。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

自分が孤独だと感じたことのない人は、
人を愛せない。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

心のこだわりをなくそうとするなら、
まず人に施すことから始めてください。
施すのが惜しい時は
なぜ惜しいかを
徹底的に考えてみることです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

自分を愛してもらいたいから、
相手を愛する、
それが渇愛です。
自分を忘れて他人に尽くす
仏さまの慈悲とは正反対ということです。
慈悲はお返しを求めません。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

同床異夢(どうしょういむ)とは、
同じ布団で寝ていても
同じ夢は見られないことです。
愛の情熱は三年位しか続きません。
夫婦は苦楽を共にして
愛情を持ち続けるのです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

たくさん経験をして
たくさん苦しんだほうが、
死ぬときに、
ああよく生きたと思えるでしょう。
逃げていたんじゃあ、
貧相な人生しか送れませんわね。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

一日に一回は鏡を見る方がいいです。
できればにっこりと笑ってみてください。
心にわだかまりがない時は、
表情がいきいきしているはずですよ。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

妻は、やさしくされることを
望んでいるだけではない。
やさしい心で
理解されることを望んでいる。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人とつきあうのに秘訣があるとすれば、
それはまずこちらが相手を
好きになってしまうことではないでしょうか。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

死というものは、
必ず、いつか、みんなにやって来るもの。
でも、今をどのように生きて行くか、
何をしたいか、
生きることに本当に真剣になれば、
死ぬことなんて怖くなくなるもんです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

自由に生きるとは、
心のこだわりをなくすことです。
自分の心を見つめて、
ひとつでもふたつでも、
そこに凝り固まっているこだわりを
ほぐしていくことが大切です。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

木々の緑や紅葉や美しい花が
地球から消え去ったら、
人間の暮らしは殺風景になり、
感動することがなくなってしまうでしょう。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

年を取るということは、
人の言うことを聞かないでいい
ということだと思います。
あとちょっとしか生きないんだからと
好きなことをしたらいいんです。
周りを気にして
人生を狭く生きることはありません。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

世間的に申し分のない
夫や妻であっても、
相手が欲していなければ、
それは悪夫、悪妻です。
そんな時はさっさと別れて、
自分の良さを認めてくれる相手を
探すことです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人生はいいことも
悪いことも連れ立ってやってきます。
不幸が続けば不安になり、
気が弱くなるのです。
でも、そこで運命に負けず勇気を出して、
不運や不幸に立ち向かってほしいのです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

人は、人を愛していると思い込み、
実は自分自身だけしか
愛していない場合が多い。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

私は多く傷つき、
多く苦しんだ人が好きです。
挫折感の深い人は、
その分、愛の深い人になります。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

本当に苦しんでいる子どもに、
いろんな理屈を言っても駄目。
まずは、子どもを
抱きしめてやることが大切なんです。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

悩みから救われるには
どうしたらいいでしょうという
質問をよく受けます。
救われる、救われないは、
自分の心の問題です。
とらわれない心になれば救われます。
瀬戸内寂聴の名言・格言>

 


 

病気は神さまの与えてくださった
休暇だと思って、
ありがたく休養するのが一番いい。
瀬戸内寂聴の名言・格言>