アランってどんな人?
アラン(Alain)ことエミール=オーギュスト・シャルティエ(フランス語:Émile-Auguste Chartier、1868年3月3日 – 1951年6月2日)は、フランス帝国(フランス第二帝政)ノルマンディー・モルターニュ=オー=ペルシュ出身の哲学者、評論家、モラリスト。
引用 ウィキペディアの執筆者,2020,「エミール=オーギュスト・シャルティエ」『ウィキペディア日本語版』,(2021年1月4日取得)
詳しくはWikipedia
アランの心に響く言葉
来世の約束などは、理由もわからずに救われた人々に与える口実である。
<アランの名言・格言>
戦争の原因は名誉と退屈の裡にある。
<アランの名言・格言>
幸福は遠くの未来にある限り光彩を放つが、つかまえてみると、もうなんでもない。…幸福を追っかけるなどは、ことばの上以上には不可能なことである。
<アランの名言・格言>
嘘つきがいつでも必ず嘘をつくとしたら、それはすばらしいことである。
<アランの名言・格言>
乞食は純粋のブルジョアだといってよい。というのは、彼はもっぱら哀願にのみ依存して生きているのだから。
<アランの名言・格言>
学者ぶった先生は、へりくつ屋の有力な仲間に入れたい。へりくつ屋の狩猟は観念を追っかけ回すのである。
<アランの名言・格言>
我々は、今だけ耐え忍べば良い。
過去はもうないし、
未来はまだ無いのだから。
<アランの名言・格言>
人間は自信を持ち、
貫禄がつき、
自分の仕事以外に己れがないようになると、
平凡なものになる。
役所ほど人間を殺すところはない。
<アランの名言・格言>
いかなる人間の思考も、
他人の考えについての思考にほかならない。
最も深い思想の人たちは、自分にとってよいものを他人の考えから採択し、
それをいっそう前進させるものである。
<アランの名言・格言>
女が裏切るときの最初の兆候は、
その夫に対して昔のような礼儀正しさと注意深さとを取り戻すことにある。
<アランの名言・格言>
悪を原因によって知る人はけっして人を呪いもせず、絶望もしないことを学ぶであろう。
<アランの名言・格言>
田畑には一つの政治が生まれ、維持される。ここでは年齢がすべてである。
<アランの名言・格言>
退屈は王者風なものである。
それは気高い属性である。
退屈しようと思えば、誰でもできるというわけのものではない。
<アランの名言・格言>
金は、必要からのみ金を求める連中を回避する。
<アランの名言・格言>
恐怖には、恐怖に対する恐怖というものしかほかにはない。
<アランの名言・格言>
寛大は王権の最後の手段である。
しかし、私は厳格な服従によって、その高貴なマントをはいでやる
<アランの名言・格言>
労働は最良のものでもあり、最悪のものでもある。
自由な労働であるならば、最善のものであり、
奴隷的な労働であるならば、最悪のものである。
<アランの名言・格言>
人類史は記号の歴史、つまり宗教の歴史である。
<アランの名言・格言>
成功して満足するのではない。満足していたから成功したのである。
<アランの名言・格言>
男は建設すべきものも、また破壊すべきものもなくなると、非常に不幸を感じるものである。
<アランの名言・格言>
暴君にとって最も喜ばしいことは所有ではなく、所有の権利である。
<アランの名言・格言>
戦争が欲せられたものではなく、
つねに余儀なくされたものだと思うがゆえに、
戦争の聖なる旗印を自分の回りにさがす。
<アランの名言・格言>
実際に奴隷となるには、みずから奴隷だと信ずることでもって十分である。
<アランの名言・格言>
信仰のないところに精神はない。
外部に支えを求める精神は弱い精神である。
<アランの名言・格言>
少なくとも強い友情というものは、
ある不信と低抗とから始まるのが自然らしい。
<アランの名言・格言>
戦争は第一に退屈に対する療法である。
<アランの名言・格言>
臆病者はしばしば野心家なのだから、
彼は威厳のよろいとして権力を求める。
というのは、他の人々の礼節、ましてや尊敬は、
彼の悩みをねむらせてくれる香油なのだから。
<アランの名言・格言>
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